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タイプセットのヒント

アジア言語

中国語には「繁体字」と「簡体字」という 2 種類の漢字が存在します。「繁体字」は香港、台湾、オーストラリア、そして英語を話す他の諸国で使用され、繁体字を簡略化した「簡体字」は、中国本土、シンガポール、そして東南アジア全体で使用されています。漢字以外にも句読点や表現そして内部コードに違いがあります。中国語は文法構造が複雑でないため、英語から翻訳された中国語の長さは通常短くなります。そのため、レイアウトの際、テキストボックスのサイズ等あまり難しく考える必要はありません。

しかしながら、日本語は文法構造が非常に厳格で、言い回しが多くなるため、英語から翻訳した場合、文字の広がりを感じます。そのため、レイアウトの際、テキストボックスのサイズを考慮する必要があります。


アラビア語

アラビア語やヘブライ語は、フォーマットの点ではアジア言語のように取り扱う必要があります。アラビア語は右から左へと読み、数字は左から右に綴られます。レイアウトする際、英語等の左から右に向かって書く言語のものとは左右逆にレンダリングされる事と冊子等は右開きになることを考慮する必要があります。

非ユニコードフォント – タイ語、トルコ語、ギリシャ語とヒンズー語

非ユニコードフォントは Word/Office 2000 では利用できず、特別なソフトウェアパッケージでのみ利用できます。貴社がこれらの種類の言語を考慮している場合でも、多くの非ユニコードフォントに対応しているCTC にお任せください。

タイ語の改行の仕方は英語とかなり異なるため、大変な注意が必要です。最終的なレイアウトは、英語のソース資料とかなり違う場合があります。


キリルフォント

キリル言語のロシア語、クロアチア語、セルビア語、ボスニア語そしてマセドニア語のタイプセットには、固有のフォントが必要となります。

もっとも頻繁に使用される言語についての翻訳ヒントの詳細は、ここをクリックしてください。